六町神社(旧・三峯神社合祀)(東京都神社名鑑より)
六町はもと東京府南足立郡淵江村大字六月および、竹ノ塚神社の飛地であったため、住民は遠く本村の氏神である八幡神社および、竹ノ塚神社の二社に参拝していたが、また六町には在来より東京都足立区六町一の十一の十八なる清水清家の邸内社である三峰神社を崇拝してきた。昭和八年初期都市計画により、六町として独立し、これを機会に六月町の八幡神社、竹ノ塚町の竹ノ塚神社の御分霊を三峰神社に合祀し六町神社とした。
【御祭神】
天照皇大御神、誉田別命、伊邪那岐命、伊邪那美命
【祭事】
例大祭 9/15
【紀行説明】
敷地内に社務所があり、古い石碑も整備されている。右側にある六所神社は駐車場のある境内で広く合祀された神社らしい。住宅街にあるが参拝客も多く、本殿(拝殿)前にあばら骨を強調した迫力ある狼像が鎮座する。
狼像は対の阿吽の像で石像だが堀の深い作りで印象的な像である。大きさは中型だが、一目で狼と分かる体型で他の地域でもみられる像ではあるが、近隣にはなくとても珍しい体型の狼像である。
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