新宿・稲荷鬼王神社(しんじゅく・いなりきおうじんしゃ)
【稲荷鬼王神社(恵比寿神)】
稲荷鬼王神社は鬼王権現を祀る全国で唯一つの神社です。もとは承応2年(1653)に福瑳稲荷を勧請したもので、天保3年(1832)に当地の百姓田中清右衛門が熊野から勧請した鬼王権現と合祀した神社です。
江戸時代から豆腐を備えれば、湿疹・腫れ物に特効があるとされました。邪鬼の頭上に手水鉢をのせた珍しい水鉢(区指定文化財)は、文政年間(1818~30)、毎夜水を浴びる音がするので持主が刀で切りつけたところ、その後家人に災難が相次いだため、天保4年(1833)鬼王神社に奉納されました。また、昭和5年に造られた富士塚は、現在参道を挟んで左右二分化という珍しいかたちで残っています。
【祭神】
【祭事】
【紀行説明】
新宿歌舞伎町の街中に鎮座する狼像。拝殿の上に飾ってある御馬の像がきになるが、狼像はかなり珍しタイプで都内にはここだけだ。石像だが神社によくある狛犬の様にも見えるが、大きな口を開けているカエルの様にも見える。顔型は狼みたいに細くなく、丸く幅広で、一見狼には見えない像だ。